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「容器包装をみなおそう! 海洋プラスチックごみ削減に向けて」
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毎年800万トン以上ものプラスチックごみが川などから海に流入しています。 それらは紫外線で劣化し、摩擦等で5mm以下の小さなマイクロプラスチックとなって、さらに海中に存在するPCBやDDT等の有害物を吸着して魚の体内に取り込まれます。 東京湾で釣ったイワシの8割からプラスチック片が検出されています。(高田秀重農工大教授) このまま増え続けると2050年には魚の数よりマイクロプラスチックの数が上回るだろうと指摘されているほどです。(ダボス会議)
世界に対策の遅れをとっていた日本もやっと対策の必要性が周知され、今年6月に大阪で開かれるG20に向けて環境省が「プラスチック資源循環戦略素案」を発表し、25%の使い捨てプラスチック削減等を盛り込みました。 容器包装リサイクル法見直しではかなわなかったレジ袋の有料化も入れられました。
容器包装ごみ対策、廃プラスチック対策の遅れに起因する海洋汚染の深刻さをより多くの人に伝え、3Rの重要性を再確認していただくため、ブックレット「容器包装をみなおそう!海洋プラスチック削減のために」(1部:100円)を作成しました。 これを教材に海ごみ対策地域リーダー養成講座を今後各地で開催していく予定です。 一人一人ができることを今すぐに始めることが必要です。 ご連絡をお待ちしています。
「容器包装の3Rを進める全国ネットワーク」webサイト ブックレットのお申込・お問い合わせは上記サイトからお願いいたします。
3R・気候変動検定