山口 茂子 (東京都目黒区)
◎10月を目前にして、ようやく猛暑が終わりを告げたかと思ったら、今度は、一夜にして季節は変わり、私は大慌てであたたかいフリースやセーターを押入れの奥から引っ張り出してくしゃみをしながらこの原稿を書いています。私としては、もう少し夏から秋への移り変わりを楽しみたかったなと思っている今日この頃ですが、みなさんお元気ですか? 以前の記事にも書きましたが、私はお肉を食べません。そのかわり緑の葉っぱをはじめとした野菜が大好きです。 3年前の春、自分で野菜やハーブを育ててみたくなって、出窓の枠にプランターを並べて種を植えました。途中まではかわいらしく育っていたものの、猛暑と字書き虫くんにやられ、収穫にはいたりませんでした。 2年前、再度気を取り直して葉っぱ類をいくつか植えたものの、やっぱり猛暑で途中から育たなくなり、挫折。ちょうど真向かいのおうちのベランダにも緑がいろいろ植えられていましたが、暑さまっさかりの頃に次々に枯れていきました。 2年続けて結局何も収穫できずで、私には植物を育てるための何かが欠落しているんだ・・・と落ち込んだ去年は、最初からあきらめて何もしませんでした。 で、今年はどうしたかというと、これです。 ◎ ひとつめはスプラウト栽培です。 スプラウトは、植物の新芽のことで、スーパーでは、よくかいわれだいこんやブロッコリーが売られています。 これなら早くて数日で収穫できて、しかも栄養も抜群。写真はアルファルファで、この容器はスプラウト栽培専用の容器です。 ◎◎◎ そしてこちらは水耕栽培。入れ物はペットボトルです。実がなるかどうかは、ちょっと心元ないですが、背の高いほうがミニトマトで、左のかいわれのようなのが、小松菜です。 肥料が少し入っていて、不織布で土に水が吸い上げられるようになっているので、忙しいときは安心。 このトマトは、最初、外の鉢に植えていたのですが、猛暑で瀕死の状態だったのを移し替えたところ、すくすくと育っています。 どちらもまだまだ、手さぐり状態ですが、都会のまんなかで広い庭やテラスがなくても気軽にできる菜園です。いずれここでたくさん野菜を収穫できるとうれしいな。と毎日、眺めてかわいがっています。 |