中山 育美
(かわさき地球温暖化防止対策推進協議会グリーンコンシューマーグループ/
財団法人日本環境衛生センター)
びっくりエコ100選2010の2Rサロンに参加しました。グリーンコンシューマーグループの活動の1つである「1店1エコ運動」を紹介し、ここでも、改めて紹介させていただきます。 1店1エコ運動とは、1つのお店が環境にいいことを何か1つ取り組み、それをプレートに書いて、お客様から見えやすい場所に貼り、アピールするものです。 例えば、次のように様々な取り組みがあります。 ・食料品販売店:マイバッグ運動、簡易包装、量売り ・クリーニング店:不要ハンガーの回収、マイバッグ運動 ・飲食店:廃油で作った粉石けんの販売 ・家電製品販売店:省エネ製品の推奨販売 ・生活雑貨販売店:グリーン商品の販売 ・銀行・郵便局:省エネ、エアコンの温度調整 これによって、店舗自身が取り組みに積極的になり、また、店舗の取り組みに、お客さんも協力的になるという効果が現れています。 川崎市中原区にあるモトスミ・ブレーメン通り商店街では、この1店1エコ運動とともに「エコ調査隊」を実施してきました。店舗の1店1エコ運動の取組みを地元の小学生が調査するものです。店舗の方は、子どもには丁寧に説明してくれますし、子ども達にも多くの発見があります。子ども達からは、「いろいろな種類のお店が、くふうしていろいろなエコ活動に取り組んでいることがわかりました」「エコな商品を買ったり、何をするといいかうちの人と話し合ってみようと思いました」などの感想をもらいました。 1店1エコ運動に取り組む店舗はwebサイトで紹介し、環境に配慮した店舗を応援しています。 http://web-k.jp/green-consumer/1ten1eco.html グリーンコンシューマーグループでは、この他に、グリーンコンシューマーを増やすべく、「エコショッピング・クッキング」というワークショップの開催や出前講座、セミナーの企画運営、イベント参加等を実施しています。 http://web-k.jp/green-consumer/index.html “グリーンコンシューマー”は、環境に配慮した行動の第一歩でもあります。そして、ニッポン全国エコショッピングタウンに! |