人がいるところには、必ず「ごみ」がある。「暮らし」があるから当然のこと。 でも、その姿はさまざま。まるで、「暮らしを写す鏡」のよう。 世界を旅すると、つい「ごみ」にまつわる人や物にレンズを向けてしまう。 「なるほど」と思って頂けるだろか? ※参考情報として、その国(や地域)の人が、地球何個分の暮らしをしているかを表示。エコロジカルフットプリント、つまり、現在消費している資源の量を、それを持続可能な形で生産できる土地・海洋面積として評価する手法による。ここでは、世界中の人が、その国(や地域)の人の暮らしをすると、地球が何個必要かを計算した値を示している。 (検定公式テキスト参照) |
第1回 ポタラ宮とごみ箱
第2回 わかりやすい空港の分別BOX
第3回 イラン(カスピ海沿岸)
第4回 イギリス(ナンバーワン)
第5回 シリア(清掃車)
第6回 カナダ ナイアガラ
第7回 ヨルダン アカバ
第8回 スウェーデン スーパーマーケット前
第9回 メキシコ ゴミ箱マヤ遺跡
第10回 北京 美化チャリ
ポタラ宮とごみ箱
ポタラ宮とごみ箱(2010.05チベットにて撮影) 青海省とラサを結ぶ青蔵鉄道ができてほぼ4年。 暴動からほぼ2年。念願のチベット。 ラサは、山々に囲まれ、予想外にきれいで整然とした街だ。 その真ん中にそびえるポタラ宮は、祈りを捧げて歩く人が絶えない。 みな、時計周りに、マニ車をまわしながら、3周以上まわるという。 紫外線が強いため、たいてい帽子とマスクを着用。 現在、この下に地下道建設中。どうなるのだろう?! ▼参考情報 ○ 地球何個分の暮らし?:-(中国としての値しかないが、チベットの人口の多くを占める遊牧民や農民は、1以下で、かなり低いと思われる) ○ GDP:-(同上) ○ 印象的な食べ物:ヤクの肉。意外とクセがなく美味。 |
わかりやすい空港の分別BOX
わかりやすい空港の分別BOX(2009.03シンガポールにて撮影) これは、言語が違ってもすぐにわかる!まさに「ごみ箱の鏡」。 |
イラン(カスピ海沿岸)
カスピ海沿岸の夕暮れ(2008.04イランにて撮影) ロマンチックな風景に、温かみを加えてくれる「名脇役」。 イランは東が有名だが、西も多様な文化があり、面白い。 その中でもカスピ海周辺は心に残る風景で、資源争奪の舞台とは思えない。 |
イギリス(ナンバーワン)
ケンブリッジで偶然出会った路上パフォーマンス!(2005.10イギリスにて撮影) やってくれました!以前からたまに出没しているらしいが、 短い滞在期間に出会えたのは、やはりご縁のもの。 「ユーアー・ザ・ナンバーワン」と言いたい。 このレトロなデザインのごみ箱だから絵になるのだろう。 肝心のパフォーマンス(演奏)は記憶に残らなかったが・・・ |
シリア(清掃車)
シリアの旧市街にて出会った清掃車(?)(2005.03シリアにて撮影) いろいろなものが積まれていそう。 頑固そうで、砂っぽい街になじんでいる。 この後、アレッポの石鹸を買いこんだ。 |
カナダ ナイアガラ
いわずと知れたナイアガラ(2005.09カナダにて撮影) いつもこの風景を眺めていられるなんて、特権。 風向きによっては、水しぶきも飛んできそうだ。 |
ヨルダン アカバ
アカバの街角の愉快な仲間(2005.03ヨルダンにて撮影) アラビアのロレンスで知られた街は、とても明るく開放的な雰囲気。 その町を象徴するかのようなごみ箱。 今にも笑って動き出しそう! |
スウェーデン スーパーマーケット前
スーパーマーケット前に設置された自治体の資源回収BOX(2007.08スウェーデンにて撮影) 北欧でよくみられるが、便利でうらやましい。 行政が設置している。 これだけ広いスペースが確保できるというのもポイントだが、 回収率を上げるために、できることは何でもやるという姿勢がいいなと思う。 |
メキシコ ゴミ箱マヤ遺跡
いつもマヤ遺跡のそばに(2006.03メキシコにて撮影)
何かのドラム缶のリユースだろうか。
遺跡に語りかけえているようにも見える。
マヤ遺跡は、まだ半分森に埋もれている風が良いが、
これは、太陽の光を全面に受けている。
太陽光発電ができそう!
北京 美化チャリ
天安門の近くでよく見かけた美化チャリ(2006.12中国にて撮影)
オリンピック前の冬に行った際によく見かけた。
美化キャンペーンが始まっていたのかもしれない。
竹箒がしっかり活躍している。
使い分けるのだろうか。