「ごみは環境学習の入口」
三枝 信子 ◎環境全般をテーマとして活動をしていると、実感として思うのは「ゴミは環境学習の入口」だということです。
1997年に京都で気候変動枠組み条約締約国会議(COP3)が開催され、気候変動による温暖化の危機がクローズアップされるようになってから、市民の環境に対する意識は大きく変わってきました。
また、今後は、ぜひ、使い捨てのビニールの傘袋の減量に、マイ傘袋を持つ運動が広がってくれればと思っています。先日、壊れた傘から傘布を取り、傘袋に作り替えてマイ傘袋をつくる講座を行いましたが、とても好評でした。買い物に行く時にマイバッグを持って行くのと同様に、雨の日にはマイ傘袋を持って行くことが、もっと一般的になればと願っています。 グローバルな話から足元や毎日の生活のことまで、幅広く考えて行動できる人が一人でも増えれば、多くの環境課題は解決に向かうでしょう。大事なのは、それらの課題が個別に存在するのではなく、繋がり合っていることを理解していただくことです。
個人的な満足ではなく、循環型に向けて社会を変えていくためには、どう行動し、どう活動すべきか?
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