「チェルノブイリ原子力発電所・30km退避ゾーン内を視察して」 池北 實(エコ京都 代表)
【解説】チェルノブイリ原子力発電所事故は、1986年4月26日1時23分(モスクワ時間)に当時のソビエト連邦のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で起きた原子力事故であり、国際原子力事象評価尺度において最悪のレベル7に分類されている。(同じレベル7の東電福島原発事故の6.75倍の放射性物質を放出) ソ連政府は、事故から36時間後に原発周辺から住民の避難を開始。およそ1週間後の1986年5月迄に30km以内の住民(約11万6000人)を退避させた。事故から2年後には30km退避ゾーンのクリーンアップが行われ、高濃度放射性廃棄物は地中に埋められ、その上に標識が立てられた。
|
|