「小学生とSDGsの出会いの場をどう作るか」 門川 良平
「そうか!植物や動物は生きているから増えるんだ!」 これらは、昨年から私が実践しているボードゲームを使った小学生からのSDGs学習ワークショップ「Get The Point―ゲット・ザ・ポイントー」のプレイ中に飛び出す、子ども達の言葉です。
近年急速に拡大しつつあるSDGsワークショップ。
私自身はベネッセで進研ゼミ小学講座の教材開発に携わった後、小学校教員として教壇に立ち、現在は独立起業している立場です。
SDGsに限らず、新しい学び(テーマや単元)との「出会い」はとても大切です。
活動を進めていて、思わぬ副産物がありました。 「夏のイベントとしてやっているので、時間潰し程度の気持ちで参加したのですが、SDGsを初めて知ってとても大切だと感じました。子どもと一緒に自由研究しようと思います。」 これは、昨夏のイベントに参加いただいた保護者の方からいただいた言葉です。
こういった反応に触れる中で、学びへの出会いに年代は関係ないなと思いました。 3R・低炭素社会検定を受検された皆様も、ぜひその知識を子どもたちに伝えるとしたら?ワクワクした気持ちになってもらえるように伝えるとしたら?楽しく取り組んでみようと思えるように伝えるには?そういった視点で考えてみると、普段とちょっと違った言葉や伝え方が湧いてくるかもしれません。 SDGsをはじめとした、社会課題や取り組むべきテーマと、良い出会い方をできる場が日本中に広がっていくと、世の中は自然と良い方向に向かっていくと思っています。
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