< 連載 > ≪協働 共創 共鳴の明日を創る≫ No.5 フードマーケットは如何?

協働 共創 共鳴の明日を創る

「フードマーケットは如何?」

ガーデニングならぬフードニングが人気を呼んでいる。
 軒先やベランダの小さな農園といったところか。いわゆるベランダ農園の走りである。
小さな生命が育っていくのを家族で見つめあっていくところに共感を覚える。同時に自分たちの食べる分は自分たちで確保するという家族型自給自足のライフスタイルが育っていけば「食」の知恵の輪が深まっていくと期待する。きっと生ごみへの理解も大きくなるであろう。

 さて、一歩進めて「まちぐるみでフードマーケット」の開催を企画してみては如何だろう。
3R学習型朝市といったところか。朝市を通して生産者と消費者(生活者)が結ばれる。
そこで新鮮なものを見分ける術も教わることが出来るし、材料を無駄にしない調理法もみんなで編み出せる。栄養士さんもゲストに呼んで学習会を併設すれば楽しい。
町のパン屋さんや花屋さんも加われば楽しい町の風景が出来上がる。ホテルのシェフも招待していろんなノウハウを聞き出せば大きな輪が広がっていく。シェフと栄養士と農家のコラボレーション(協働)で町オリジナルメニューだって生み出せる。

朝市という場が楽しみの場、学びの場、創造の場になっていく。それが「フードマーケット」!学校の運動場、街角広場、いろんな場所をクリエイティブに変えていこう。
さあ、「フードマーケット」の始まり始まり。

3R検定実行委員 大橋 正明

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