『豊かな食卓』
山口 茂子 ◎皆様、こんにちは。 ◎節電に限らず、十分にものや資源で満たされていなくても、豊かで楽しめる生活、我慢◎突然ですが、みなさんは「食べる」ことは好きですか? ◎私は、食事をすることがとても好きです。毎日のごく普通のごはん。特別に外でいただく食事。大勢でワイワイ楽しむときのごちそう。どれも同じようにわくわくします。 ◎どのような食べ物が好きなのか、どのような食べ方が好きなのかというのは、千差万別だと思いますが、私はやはり、ファストフードやチェーン店の食事より、シンプルでも丁寧に調理された食事が好きです。 ◎今回は、わたしにとっての「豊かな食卓」について書いてみました。 ◎私のうちには定期的に畑から直送で旬の作物が届きます。届いた野菜やお米を並べて、何を作るか、どうやって調理したり盛り付けたりしたら、より食卓が楽しくなるのか考えるのは本当に楽しい時間です。 ◎ときには、農家さんの直筆の手紙でレシピの紹介があったり、畑のお便りがつづられていたりすることもあります。どれも農薬などを使わずに、極力自然に近いかたちで育った作物です。いつも、無駄にしないように、美味しくいただきたいと思いながら、新聞紙にくるんだり、保存パックにいれて、大切に冷蔵庫に収納します。 ◎今はインターネットで瞬時に何でも調べられる良い時代です。下ごしらえで一工夫できないか、簡単にできて、見た目もきれいな食べ方はないか、いつもと違う食べ方はできないか、その都度、検索をしてみたり、お店でいただいたレシピを似せてみたりと楽しんでいますが、日々新しい発見があります。 ◎たとえばですが・・・ ○野菜の皮もりっぱな1品になる ○大根や白菜は干しても美味しい ○みかんの皮もりっぱな素材 ○野菜の煮汁も出汁(スープストック)になる ○野菜は切り方で味も変わる ◎文字にすると、あまり美味しそうに見えないかもしれませんが、これが実はとても豊かな食卓を演出してくれます。 ◎そのうえ、家庭からのごみの削減にも一役買っています。 ◎ここで、クイズです。 ◎1.これは何でしょうか? 2.そしてこのあと何になるのでしょうか?
◎ダイコンの醤油漬けです。ごはんのお供にピッタリです。沢庵のような風味ですが、添加物を使わない自然な味わいです。 ◎私以外の人が見たら、ほかにも違う考え方がたくさんあるかもしれません。 ◎次に、これは、ダイコンの煮汁です。これは何になるでしょうか?
◎私の答えは、出汁になって、味噌汁です。写真の上は、ちょうどよく漬かったダイコンです。 |