今月の漫画とコメント(2009年10月号) ≪「大量生産、大量消費」からの脱却≫

今月の漫画とコメント

「大量生産、大量消費」からの脱却

ハイムーン(高月紘・3R検定実行委員会代表 石川県立大学教授)

「まいど!新機種への交換に参りました・・・」

物を沢山作って、それを沢山消費して経済を成り立たせる仕組みが従来型の経済システムですが、このシステムを続けることは資源・エネルギー問題ひいては環境問題で困難な情勢になってきています。そこで、できるだけ資源やエネルギーの消費を抑えつつ、生活の質を維持する方法として、注目されるのが「レンタル」や「リース」のシステムです。

これまでは、人は物を購入し、その物が提供するサービスを得ることがあたりまえになっていました。しかし、本当は私たちが望むのは物ではなく、物の提供するサービスです。

かっては、車や大型テレビなどを所有することが生活レベルのステータスでもありましたが、いまや所有権にこだわることなく合理的な生活スタイルを選ぶ時代です。物を作る側も長持ちする製品を作り、メンテナンスや部品交換で利潤を得ることを考えるべきです。

これからは、物を作り、売る側と物を使う側とが一緒に環境負荷の少ない社会システムを構築すること、すなわち3R型社会の実現をめざしたいものです。

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