今月の出来事（2011年8月）

迅速な処理が課題となっている膨大な震災廃棄物の処理を環境大臣が市町村に代わって処理できるという特例を定めた「東日本大震災により生じた廃棄物の処理の特例に関する法律案」が閣議決定された。

環境省がまとめた平成 20 年度の廃棄物発生量は、平成 19 年度比 2 ％減の 579 百万トンで、このうち 42 ％が循環利用され、最終処分量は 22 百万トンとなった。また、都道府県を超えて広域移動した産業廃棄物は全国で約 3,670 万トンで、その約 46 ％を関東ブロックが占めている。

環境省東北地方環境事務所では、災害廃棄物処理優良取組事例集をまとめた。

新潟県の「レジ袋削減県民運動」参加事業者のレジ袋辞退率調査では、運動を開始した平成 20 年度に比べ、 23 年度ではレジ袋削減が 6,260 万枚（ 1 世帯当たり 73 枚）が増えた。

大阪市が「環境・エネルギー」等の分野での中小企業の新たな挑戦に総額 1.4 億円の補助制度を創設。