ミミズによる生ごみのリサイクル
松谷 尚志 ◎こんにちは。平成23年1月に3R部門リーダーのたまごに認定して頂いた松谷 尚志と申します。 簡単に自己紹介ですが現在37歳で京都の長岡京市というところでごみの収集作業の仕事をしております。 アウトドアスポーツが好きなので自然と環境問題を意識するようになり、尚且つごみを集める仕事に携わっていますので自然と「ごみ」を少なくするためにはどうしたらよいのだろうかと考えるようになりました。 そのごみの中でも一般家庭から出る生ごみ(食品ごみ)を減らす仕組みを作りたいと思っています。それが環境問題の解決の一助になれると考えているからです。 では、具体的に生ごみを減らすためには何をすればよいのかという事ですが、 ①生ごみを出さない。 方法としては食べ残しをしない、食べられるところは工夫して食べる。 ②それでも残ってしまった生ごみをリサイクルする。 紙やプラスチックなど色々なリサイクルはありますが、一般家庭できる唯一のリサイクル方法は生ごみです。 生ごみのリサイクルは色々と方法はあるようですが、私はミミズによるリサイクルをしています。 ミミズは動きがあって楽しいですし、とても簡単にできます。なので三日坊主の私でも続けられます。 生ごみを食べたミミズから排出される糞は大変肥料価値の高い上質の肥料になるそうです。塩化窒素、リン、有機物、マグネシウムが豊富でバクテリアや微生物がたくさんいて化学肥料のように肥料焼けを起こすこともないそうです。 現在のところミミズの糞をたくさん作れていないのですが、近々プランターで野菜作りができる位の量にはなると思います。 そして、野菜を作り自分で料理をして楽しみたいと思っています。 今後は長岡京市でごみ減量の親子向けイベントを開催しようと考えています。 子どもが主人公として、楽しくごみを少なくする為の遊ぶイベントです。 当日はめいっぱい考えて、遊んで、体験して一日が終わった頃は地域の環境問題に取組むヒーローになってもらいたいというのが目的です。 これを継続して実現させミミズによるリサイクルを楽しみ長岡京市民の方々と交流したいと思います。 |