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ケーススタディー

生ごみ堆肥化のリサイクルはスバラシイ

エコナマクラブ 橋本 光雄

 一般家庭ごみの中で最も大きなウエイトを占める生ごみ。その処理にどこの自治体も難渋する姿は多々報じられている。

 3Rリーダーにチャレンジして仲間入りできたと喜ぶだけでなく、まず何が出来るのかということで最も身近な問題として日頃何となく見過ごして来た生ごみ対策にチャレンジすることとなった。

 4月16日から我が家の生ごみ堆肥化に試行錯誤しながら、現在まで3ヶ月の実践となったが数値的にはおよそ36kgの堆肥を生み出した。もちろん日々の生ごみ処理の品名計量は記帳している。36kgの堆肥を生み出した事に自分ながら驚いていると同時に我が家では現在生ごみの排出はゼロである。

 要するに台所のごみ箱に生ごみの姿は無く、臭いもしないスッキリしたものだ。もちろん自分一人で出来るものではなく、家族(嫁さん)の協力は不可欠である。現在では三日にあけず生ごみ堆肥で生み出された裏庭の小さな畑のキュウリ、トマトが、たわわに実りゴーヤのつるが3メートル余りのびて、緑のカーテンとなっている。

 この現状を地域の有志に話し協力いただけることになり、地域の小さな公園にコンポストを備え、堆肥化運動を進めることとなった。また、地域の小学校の一角にミニ農園を設け、学校給食調理の残渣でコンポストによる堆肥化を進め栄養十分な黒い土を生み出し、ミニ農園から新鮮な野菜類を子どもたちと手づかみ出来ることを楽しみにしている。この地域環境教育の一環がわが街H市の環境行政といまだ協調するに至らないことが心残りとなっている。

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