【予習/復習】“そうぞうりょく”でエコライフ!

“そうぞうりょく”でエコライフ!

検定は知識があれば得点できますが、それを自分のライフスタイルに活かして“実践”する人こそが真の『3Rリーダー』ですね。

一口にエコライフといっても、具体的な実践方法は人によって違います。例えば、年齢、職業、家庭環境、地域、趣味やこだわりなどによっても、取り組み方は違ってくるでしょう。
エコライフについては、元々皆さんが知っていることがほとんどです。あとは、それを実践するかどうかが大きなポイントです。次のホップ・ステップ・ジャンプで、知識を実践に昇華させましょう。

①<ホップ> 現状を知る
3Rリーダーやたまごさんは、すでに人間の活動がどのような問題を引き起こしているかを学ばれたことと思います。その上で問題を引き起こしている原因や社会的な背景を考え、また、現実に苦しんでいる人や生物に思いをはせる“想像力”を働かすことで、自らが行動を起こす勇気がわいてくるのではないでしょうか。

②<ステップ> ライフスタイルを見直す
ライフスタイルを見直すというとやさしい感じをうけますが、毎日の暮らしの中でエコライフを実践し続けることは、お金の使い方、時間の使い方、人力の使い方などを変えることでもあり、面倒な場面も多く出てくるでしょう。私たちの暮らし方がすべて環境問題と密接につながっていることを知った今、「何を大切に思うのか」という価値観(少し重い表現でごめんなさい)を再認識しておかなければ、続かないし、苦痛になってくるかもしれません。
その時の支えは、①の“想像力(他への思いやり)”だと思うのです。

③<ジャンプ> 行動にうつす
最後は実践です。完璧なエコライフなどと考えると、息が詰まります。しかし、②の「何を大切に思うのか」から創造される行動を実践にうつすことを、自らの喜びや楽しみとできれば、豊かな生き方となると思います。“創造力”で自分なりのエコライフを楽しみましょう。

それでもやる気がなくなる時もあるもの。そんな時こそ、3Rリーダーやたまごさん同士で励ましあいながら、アイデアを交換しながら、続けていきたいですね。

環境カウンセラー 岩地 加世

3R検定テキスト第5章「暮らしに活かす3Rの知恵」を中心に執筆

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