「無用な過剰供給」 「原発の運転再開がない場合、関西電力の管内でも、去年の夏の東京電力 管内を上回る深刻な電力不足になるという見通しが大筋でまとまった。 政府は14日、今夏に原発が動かない場合の電力不足対策の原案を示した。 全国で節電に取り組み、余った電力を関西電力に送る「融通」を増やすことで 関電管内の節電目標を20%から15%に抑えたいという。 このため、全国で昼間に節電するだけでなく早朝や夜の節電も求め、関電に 送る電力を増やすことになる。 関東では昨年の夏に既に「15%節電」を経験し、それが家庭や職場の生活 の範囲においては、忍耐を強いられるほどのものではないことを体験している。 写真は、エスカレーターや切符の自動販売機の使用制限の様子を撮影した ものであるが、それぞれ利便性が半分にカットされても何らの混乱も不満も表 出しなかった。多くの人が、改めて、それまで当たり前に恩恵を受けていた、 無用な過剰供給を知った。」 ◎◎◎ ◎◎◎◎◎◎◎◎◎使用が制限されたエスカレーター ◎ ◎◎◎◎◎ ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎使用が制限された自動券売機 ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎3R・低炭素社会検定 実行委員 村岡 良介 |