栃木県那須郡のある町の商店街

今月の1枚

「栃木県那須郡のある町の商店街」

今月の1枚

この景色は、仕事で訪れた栃木県那須郡のある町の商店街です。
さて、何かお気づきになりませんか??

電柱が1本もないのです。すべて地下を通しているそうです。それから、ちょっと風流な形の街灯があります。見えにくいですが、通りの左手グリーンの駐車場の看板の左側に店の屋号を記した木製の立看板もあります。左手前のテーラーの前にもありますが、これは1軒ごとに設置されています。

これだけでも、地方の町にありがちなうらぶれた感じがなく、小ざっぱりした印象になるもんだなあと思いました。1軒1軒のお店は、古くから?の手作り味噌を販売するお店や普通の洋品店、食堂などおおむね地域で生活する人のためのお店に見受けられます。

写真からはわかりませんが、この通りでは、朝ごみ収集車が来てごみを車に積んで通りすぎると、何人かの方がバケツに水を用意してごみの臭いが残らないようにきれいに掃除をしているそうです。住民の方はやはり高齢者の方が多いようですが、住んでいる町への深い愛情を感じます。いくら街並みが美しくても、ちょっと路地に入ると生ごみの臭いが立ち込めているようだとがっかりします。

何度かここを訪れていますが、いつもすがすがしい空気を感じて、お土産やさんやレストランが軒を連ねる華やかな場所より魅力を感じてしまいます。

地方を活性化のための開発では、時にその町らしさがなくなってしまっているような気がすることもあります。かたちだけ整えるのではなく、住んでいる人が大切に使っている街づくりというのが環境にもやさしい街づくりにつながるような気がします。

山口茂子

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