とことん 活かすことはイカスこと！？

The Re-Create Works’ 中村惠子(兵庫)

ワイシャツ②

●布団カバー：キルトバッグ

前立てが無いものが５着枚以上あるようでしたら前開き部分を再利用して袋状布団カバーに（裏面はフラットシーツか広幅木綿布）。

同じ色が斜めにつながるように…「ボロから錦」ではありませんが モダンアートのように見えます！？

約２０年以上使用しているもので右下に『つぎ当て』が2か所あります。そろそろお役御免にして糸に戻そうかと考えていますが…肌触りが気に入って使っています。
「ボロ」と言わないで 「well-loved goods」 と 泊まった外国人が言ってくれました。

●フワフワ籠：保冷バッグ

ヨークや前後ろ身頃を使った残りの細い部分は布目に沿って５～８ｍｍの細いひも状に 出来るだけ長くつながるように切ります。

切り返しの部分は1ｃｍ残して編み上げた時に残した部分が飛び出る長さ（長めのシャギーがご希望でしたら長めに残します）にします。

中心は鎖10～13目を作りその周囲に編み広げて 楕円形になるようにします。
2段目から PPバンドを細く裂いたものを芯にして底部分の広さまで編み込みます。

欲しいサイズより心持ち【小さ目に】編めたら増し目をしないで【ほしい高さに2ｃｍぐらい低い位置】から持ち手(鎖編み20～23目)を編みだします。

持ち手も含め３段編んで最終段は バック細編みで仕上げます。

果物等を籠に入れ、そのまま一晩冷やして籠ごと持ち歩くと保冷バッグに！！
布端がクッション材になり果物が傷みにくく 保冷効果もかなりあります。
食べた後はマイ籠にお使いください。

裏返すとフツーの布籠になります！

次回は ワイシャツのボタンの再利用です。