3R・気候変動

「3R(すりーあーる)」とは

ごみ削減・循環経済・循環型社会構築に向けた次の3つの行動指針をさします。環境負荷の観点からReduceやReuseをより重視することの大切さを指摘する言葉です。

 Reduce(リデュース=発生抑制)
 Reuse(リユース=再使用)
 Recycle(リサイクル=再資源化)

循環型社会形成推進基本法では、循環型社会を「製品などが廃棄物になることを抑制し、再使用を進め、循環的な利用を促進し、やむを得ず発生する廃棄物に対して適正な処理処分を行うことにより、天然資源の消費を抑制し、環境への負荷を極力低減する社会」としています。

「気候変動」とは

人類の活動が地球の気候の変動を引き起こし、社会や生態系にも大きな悪影響を及ぼしていることが明らかになっています。世界が協力して、脱化石燃料化を進め、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を低く抑え、「低炭素」「脱炭素」「カーボンニュートラル」といった社会を作り上げることが求められています。

「3R・気候変動」のコンセプト

「3R・気候変動」には、次のようなコンセプトがこめられています。

  • 【1】環境・資源・廃棄物からみた「持続可能」な社会像として、 この実現を目指す必要があります。
  • 【2】すべての人に関わる課題であり、すべての人が学び、議論し、模索し、取り組んでいく必要があります。
  • 【3】エネルギー需給に関わる社会経済構造転換を進め、脱化石燃料化を図り、資源保全と廃棄物処分地使用抑制を図るため、日々の暮らし、ものづくり、地域づくりに向けた諸対策を、国際連携や経済的手法を駆使して実行していく必要があります。

持続可能な社会をめざして、皆さんの行動を応援します

「3R・気候変動検定」およびその運営母体である「一般社団法人持続可能環境センター」では、このコンセプトを実現するために、次のような活動を展開します。

  • 1)「3R・気候変動」の基礎知識・情報を体系化し、共有する
  • 2)「3R・気候変動」を中心に持続可能社会を構築する動機付けと活動につなげる
  • 3)地域の「3R・気候変動」に関する活動との連携を推進する

〇検定を通じて、持続可能社会にむけた基礎知識の共有をはかる

  • 基礎知識を体系化し、テキスト等の形にまとめ、共有する
  • 基礎知識を共有するための講習会や説明会を開催する
  • 知識習得レベルを問う検定プログラムを展開する
  • 関連するシンポジウムや媒体を通じた発信を行い、様々な視点から議論し、発信する

〇活動を支援する

  • 検定合格者向けの活動支援・教育プログラムを展開する
  • 様々なツールを用いて、普及・教育活動を行う
  • 検定合格者等と課題抽出を行い、プロジェクト等を展開する
  • 産官学・市民による議論・試行のためのプラットホーム等を展開する

みなさまの様々な形での参画をお待ちしております。

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