「リサイクルは負けない!」 大澤 正明 ◎
ある所は一人一日100グラムの減量を目標に掲げ、ある所は空きびんポストを設置し、ある所はコンポスト容器に助成金を交付し、ある所はフリーマーケットを開催し、ある所は従量制の有料化を実施するために市民と膝を交え、ある所はリサイクルプラザで草の根の環境教育に挑戦する。
その結果、1990年に5%だったリサイクル率が6年間で10%に届き、さらにその後の10年間で20%にまで達した。多くの市民は10種を超える分別に苦も無く協力できるようになったし、2000年以降はごみ排出量も減量に転じた。
しかし、ごみ排出量がやっとバブル経済以前の状態に戻っただけで満足していいのだろうか。
京都大学大学院の浅利美鈴准教授、旧厚生省でリサイクルプラザという制度の立ち上げに取り組んでこられた八木美雄氏、リサイクルプラザの元祖ともいえる千里リサイクルプラザの立ち上げ時から関わってこられた土屋春夫氏、リサイクル市民運動のオーソリティーの山本耕平氏、ごみ問題を市民の身近な場所に持ってくることに取り組まれている大阪産業大学講師の花嶋温子氏等々、長い経験と深い知見を有する方々の協力をいただきながら、その第一回の研修会を10月17日(月)、佐賀市で開催することにしました。 志を同じくする方々のご参加を切に望みます。(詳しくはこちらのリーフレットをご覧ください)
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